企業サイトをスマートフォンから見ている人が想像以上に増えています。
「スマホ対応サイトが重要な理由」でもご紹介したように、弊社運営のサイトのアナリティクスデータを見ると、B to C(一般個人向け)サイトの場合、スマホからのアクセスが80%を超えており、パソコンからのアクセスが16%、iPadなどタブレットからのアクセスが1%と、数年前と比べてもスマホが大きく伸びています。全体のうちモバイル(スマホ)からのアクセスが80%を占めています。
上記は弊社運営のB to C(一般個人向け)サイトのアナリティクスデータ。スマホからのアクセスが80%を超えている。
たしかに世の中では電車の中でも喫茶店でも、スマホを使っている人ばかりです。これまではインターネットで調べ物をする時には、オフィスや自宅での固定パソコン、アクティブな人でも外出先でのノートパソコンくらいでしたから、スマホ経由の閲覧数が大幅に増えているのはあきらかです。
またパソコンの出荷台数が減っているのをみても、これまではパソコンを買っていた人がタブレットやスマホでものごとをすませるようになったことがわかります。ほぼ一人が一台所有するスマートフォンの数が加わったことで、インターネットへのアクセス人数の大幅な増加、またそれによるPCの比率の低下が進んでいます。
ただスマホ一色というわけでもありません。総務省の「情報通信白書令和4年版」では、端末別のインターネット利用率(個人)は、スマートフォンが68.5%、パソコンが48.1%と、スマホの方が多くなっているものの、パソコンでインターネットを利用する人も少なくありません。
B to B(企業向けビジネス)サイトの場合は、各企業によっても異なりますが、まだまだPCからの閲覧が多いケースも多々あります。詳しくは「サイトの閲覧、スマホとPCどちらからが多いか」をご覧下さい。
スマホからのアクセスが8割を超えている今、スマホ非対応のホームページを公開している企業は自社サイトのスマホ対応化を急ぎましょう。
スマホやタブレットなど画面サイズの異なる様々なデバイスへの最適化で、具体的には「自社公式サイトをレスポンシブ対応にする」「スマホ用のシンプルなサイトを別に作って振り分ける」などです。
特にサービス業や小売業、自動車関連業、不動産業、リフォーム業、弁護士税理士の士業など、個人顧客を対象とする「BtoC(Business to Customer)」の方は急務ではないでしょうか。スマートフォンで閲覧しやすい(見ていてストレスの無い)サイトの検討をしましょう。
これらについては、 スマートフォン普及後の変化、Googleが提唱するモバイルフレンドリーについて、企業サイトのスマホ対応が大事な理由 に詳しくご説明していますので、あとでご覧下さい。
ちなみに弊社では、「現在のPC向けサイトはそのままにしてスマホサイトだけを作る方法」「現在のスマホサイトのコードだけを修正してスマホにする方法」「現在のPCサイトを全リニューアルしてレスポンシブデザインに作り直す方法」など、お客さまの現状とご予算に応じて、スマホサイトの作り方を使い分けています。よろしければお気軽にご相談下さい。
中小企業がホームページを制作する際、サーバー関連のポイントをまとめた「ホームページ制作アドバイス」とSEO検索エンジン対策、CMSなどを活用した「中小企業のWEBサイト活用コラム」です。