国立市の「近藤誠司法書士事務所」様(住所:〒186-0004東京都国立市中一丁目16番地32 所長:近藤誠様 TEL:042-501-2151 http://www.kondo-office.com/ )のホームページリニューアルを担当させて頂きました。
2005年、2007年に続いて3回目の制作となります。弊社ではホームページ作成(設計・デザイン・コーディング)の他に、Webサーバー、メールサーバーの保守管理、ドメイン管理などのインフラ部分も担当させていただいています。
国立市の「近藤誠司法書士事務所」様(住所:〒186-0004東京都国立市中一丁目16番地32 所長:近藤誠様 TEL:042-501-2151 http://www.kondo-office.com/ )のホームページリニューアルを担当させて頂きました。
2005年、2007年に続いて3回目の制作となります。
近藤誠先生は国立駅から徒歩5分の場所にオフィスを構え、街の身近な法律家・司法書士として活躍されています。士業も色々ありますが、一般の人が一番お世話になるのが司法書士です。家を買ったら不動産登記、住宅ローンが終わったら抵当権抹消、離婚時の財産分与、起業したら会社設立手続きに法人登記、終活の遺言作成、相続手続きなどなど、人生に必要な手続きに関わるお仕事です。
さて、いつもホームページ制作では依頼主の「今の雰囲気」を伝えることをテーマにしています。よくできたホームページは、その持ち主らしい個性を発揮するのです。しかし、今回ははっきり言って、かなり異色のテイストになってしまいました。
そのテイストとは「司法書士の世界観を表しながら、バーがお好きなハードボイルド的な一面、そこにアニメの可愛い女の子!はるかちゃんに楓さん」。
これには深いわけがありまして、近藤誠先生は、一般向けの業界書を数冊執筆されたあと、司法書士が主人公の小説仕立ての本を2冊上梓されているのです。その本の主役が新米司法書士のはるかさんとバーテンダー司法書士の楓さん。
これらの本の表紙や挿絵で使用されたイラストが、あまりにキュートなので、原画制作者に許可を得て、彼女たちにも活躍してもらうことになったのです。
さらに、近藤誠先生が大切にしている「たくさんの人生の道のりをともに歩む司法書士」をイメージした、まるで童話の挿絵のような水彩画がありまして、これも登場することになりました。
さて、問題は、この多面体の近藤誠司法書士事務所を、どうWEBデザインに表現するかです。腕組みから始まった案件です。
誰が見ても「近藤誠先生らしい」と言われるホームページにしなくてはいけません。前フリが長くなりましたが、制作のレビューに入ります。
【デザインについて】
先述の通り、「品格」を保ちながら、「ハードボイルド(とは頼まれていませんが)」、「アニメの可愛い女の子」、「童話の挿絵のような水彩画」。
テーマカラーはコーポレイトカラーのダークブラウンで決まっています。
最初に決めたのは、「素材をいかして作ろう」ということです。
全般的には抑制したデザインで・・と考えていたものの、結局、新米司法書士のはるかさんとバーテンダー司法書士の楓さんのところになると、ピンクにブルーに星柄、ハートマーク、ストライプ・・・と、司法書士サイトの概念から外れてしまった気がするのですが、近藤誠先生のお伺いしたところ「これでいきましょう」となりました。
1つ心配なのは、検索で下層ページに直接ランディングされた場合、「司法書士のホームページを探していたはずなのに、なぜアニメ???」となってしまうことですが、これはもう開き直ってしまうことにしました。
参考:例えばこちらのページなど
http://www.kondo-office.com/souzoku
http://www.kondo-office.com/kaishaseturitu
普遍的な弊社のサイト作りのテーマとなる「わかりやすさ」「必要情報にサッとリーチ」は犠牲になっていないと思います。特に司法書士を探すユーザーは老若男女、個人法人さまざまですから、字は大きくはっきりとボタンは押しやすくしてあります。
【コンテンツと更新について】
デザインとは一転、コンテンツはWordpress(CMS)をカスタマイズし、SEO的にも有効な設計を吟味して造り上げています。
特に、力をいれていきたい「終活・相続」「会社設立」はキャラクター付きのスペシャルページを特設し、Q&Aを用意しています(先述参考リンク)。
そのほかに「お知らせ、イベント、コラム、メディア」情報をリリースできます。
YOUTUBEやFacebook、ブログページにもリンクされていますので、近藤誠司法書士事務所様のすべてが伝わること間違いなしです。
原稿は、作家と司法書士の2足のわらじと言っても過言ではない、近藤誠先生がきれいにそろえてくださいました。さすが、ホームページに掲載するのに適した文章量とわかりやすさ。難解になりがちな法律に関する内容を、さらりと読み下すことができます。言うまでもなく、読み手の側に立って書かれた文章は伝える力を最大化します。
【最後に】
「家は3回建てないと理想にならない」という言葉がありますが、約10年のお付き合いを通して、今回が一番「近藤誠先生らしい」ホームページになったかなと思っています。きっと、こんなテイストで作ることは2度とないと(近藤誠先生以外に)思いますが、いろんな意味でやりがいのある制作となりました。
4回目も依頼していただけるよう祈っておりますが、次回はきっと別のキャラクターが生まれ、いや、連ドラの原作者になっているかもしれません。楽しみです。