企業サイトのお知らせ欄にツイッターを設置するのも一つの方法
企業サイトのTOPページにお知らせ欄を設置して、新しい情報を継続的に発信していくことはとても重要です。CMS(コンテンツマネジメントシステム)やお知らせCGIなどを用いるのが一般的な方法ですが、速報性が強みのツイッターを設置してみるのも一つの方法です。
ツイッターの強み
ツイッターはどちらかと言えば個人に紐付いたパーソナルSNSツールとして利用している人が圧倒的ですが、投稿のしやすさ、拡散力の強さ、PCやスマホなどどんなデバイスにも対応している使いやすさから、企業の広報ツールとして使用しているケースも数多くあります。
例えば下記はセブン-イレブン・ジャパンの企業公式ツイッターですが、商品やセール・キャンペーン情報等を数時間おきにツイート(記事の投稿)しており、フォロワー数(自分がフォローされている人。簡単にいうとファンの数)はなんと180万人以上と日本最大級です。これくらいのフォロワー数がいると影響力も抜群ですね。
ご存じの通り、同社がツイート(記事の投稿)する度に、全国180万人以上の人たちに伝えることが出来る訳です。
「どのようにして見込み客に自社の情報を伝えるか?」は、企業にとっていつの時代も悩ましい課題で、企業公式ホームページでの発信のほかに、テレビCMやダイレクトメール、新聞折込、メールマガジン、ブログなどなど、試行錯誤しているわけですが、フェイスブックやLINEなどのSNSはとても有効な手段だと言われています。
ツイッターを企業のお知らせ欄に設置してみる
そのツイッターを企業ホームページのTOPページに設置して、お知らせ代わりに活用してみるのも一考です。
下記は、弊社のお客さまで、食べログなどでも評価の高い東京赤坂のとんこつラーメン「和(かず)」さんですが、TOPページにツイッターを設置し、最新の情報を発信しています。
通常、赤枠のスペースには、CMSやCGIを使ったお知らせ投稿が入るのですが、ここでは思い切ってツイッターを使っています。ラーメン屋さんという究極の「BtoC」、個人のお客さま相手の商売なので、形式張ったお知らせ欄よりも、少し緩やかなアプローチができるツイッターなどの方が向いているのかもしれません。
【参考】東京赤坂のとんこつラーメン「和(かず)」さんのサイト
ツイッターをお知らせ欄に使用するメリット
ツイッターをお知らせ欄に使用するメリットとしては、
- 簡単に設置できる
- お知らせ欄の運用コストがかからない(ツイッターは無料なので)
- 良い情報、お得な情報は自然に拡散されていく
- ツイッター経由でファンを増やすことができる
- スマホなどから簡単に投稿できる
- 1回の投稿で自社ホームページにもツイッターにも反映される
などがあります。
ツイッターをお知らせ欄に使用するデメリット
一方、ツイッターをお知らせ欄に使用するデメリットや不便な点としては、
- 自社ホームページのページ数が増える訳ではないのでSEOに弱い
- 投稿しやすいが故に不適切な投稿が時々出てしまう
- 自社ホームページに滞留時間が短くなってしまう
- 固い業種のホームページには向かない
などでしょうか。
もちろん「ツイッターは便利だけど企業サイトのど真ん中に設置するのはちょっと・・」という場合は、サイドバーにバナーを貼ったり、スクリプトを貼り付けたりすることもできます。
ご自身の業種と顧客ターゲットが、ツイッターのユーザー層と合致している場合は、おすすめの方法だと思います。
なお上記のラーメン屋さんのように、ホームページに綺麗に設置するには、多少のCSSスキルが必要になります。ただ貼り付けただけだと上記のセブンイレブンみたいに唐突な感じになってしまいますのでご注意下さい。